the office クリスマス・スペシャル

"ドーン"が"二ール"と共にフロリダへ旅だち
"デイヴィット"が首になってから3年後
再びBBCのドキュメンタリークルーがウェーナム・フォッグのオフィスを訪れる。




返せ!俺の気持ちを返せ!!( ̄□ ̄;


「頼むから首にしないでくれ」と懇願するデイヴィットの弱い姿に
思わず同情してしまった僕の気持ちを返してくださいorz
CDデビューしてるとかは良いんだ。
全然売れなかったのもらしいといえばらしい事だし。
でも、不当解雇で起訴、しかも、勝訴って。
しかも、その示談金はその売れなかったCDの費用に消えたわけですしね...
挙句、彼に言わせれば自分が解雇されたのはBBCの誇張された放送で
たった一回"カレン"に誤ってヘッドバッドをしてしまったのが原因だそうですよ。


わっせてた、こいつ史上最低の勘違い上司やった。


しかも、解雇されたはずの職場に今でも営業の合間
…というか、むしろ合間に営業をしてるんじゃないかと思う頻度で
顔を出しては卒業後しつこく顔を出す部活の先輩状態。


でも、この辺になるともう切なさが強くなるんですよね。
営業で走り回っているというのもあるんでしょうけど
オフィスに来る以外は基本的に孤独なんですよね...
きっと新しい職場で馴染めてないんだろうなぁと思うとチョット切ない。
そんな訳で、デイヴィットに限って言えば
2ndシーズンのラストで見せた弱い部分が見え隠れし
笑った後に「はぁ…」と胸が痛くなるようなシーンが多かったのですが
ずっと引っ張ってきたアノ関係にもついに決着が付いたし!
本当はこのエピソードを語りたいんだけども
あえて伏せましょう。
でも、正直アノ瞬間には声を挙げて名前を連呼しちゃいましたよ(笑
実は一番感情移入していた登場人物なのでスッゴク嬉しいんですよねw*1
基本的にはいつもと同じなのに最後の最後で大きな感動を与えてくれる
まさに最終回に相応しい内容でした!


正直、こんな不思議な魅力を持った作品は初めてなので
終わるのが悲しいし、認めたくも無いんですけど
エンディングで立ち去るデイヴィットの姿を観て終わったんだと実感しました。
"エキストラ"の時も感じましたけど、バットエンドじゃないのに
この何処か物悲しさを漂わせる終わり方が凄く心地良いんですよねぇ〜
きっとこの辺もあって"リッキー・ジャーヴェイス"、"スティーヴン・マーチャント"の作品に惹かれるんでしょうけども
あぁ〜でも、もうこのオフィスの続編が見えないのは残念だなぁ
ま、デイヴィットは立ち入り禁止になったしで
設定的に無理があるってのは分かってるんですけど
皆の続きが見えないのが残念なんですよ。
うぅ〜ん、本当にBOX買おうかな…。
アマゾン八分で発売からそれなりに経ってる関係で
在庫のあるお店自体少ない&在庫僅かな状態だし早めに注文すべきかなぁ...。

*1:この辺の流れは全てドキュメンタリーという設定の妙をついた演出の連続でしたよね