魔法にかけられて


オススメ度:★★★★☆
劇場予告を観た時からコレは観なきゃ!と心に決めていた今作。
ところが蓋を開けてみたら田舎なので吹き替えオンリーの上映に
「仕事も忙しいし止めようかな…」と一瞬足が遠のいたんですけど、予告を観てたらやっぱり観たいよなぁと思い直し予定通り友達と行ってきたわけですが。


行ってよかった!
予告の段階で面白そうだとは思っていたんですけど
それ以上の面白さでしたよ!


半実写映画とは言えディズニープリンセスシリーズらしいので
話しに聞く人魚姫や白雪姫のような小さな女の子がお姫様に目を輝かせるような話の中に
大人もクスッとするシーンが織り交ぜられるんだろうと思っていたのですが
実際はディズニーの実写映画特有の前年例対象のハートフルコメディでしたよ!
先に挙げたようなモノを目的に観にいった子も十分楽しめるとは思うのですが
きっとそれ以上に着いて行った大人が楽しめるんじゃないでしょうか?
実際レイトショーだった事もあってか
中学生〜年配のご夫婦まで幅広い層の方々がいらしていたんですが
ディズニー映画のアニメと実写の相反するテイストが上手く混ざり合った結果
日本にしては珍しく皆さん笑いを堪えきれず噴出すという、とっても良い空気になっていました。


予告の時から既に笑ってしまっていた
"ジェームズ・マーティン"演じる"エドワード王子"の
爽やか馬鹿っぷりは本当に素敵でしたしね!


このエドワード王子、色眼鏡かも知れないんですけど
ディズニーアニメに出てくる王子様そのものなので
冒頭のアニメシーンでは違和感が無いのに
現実世界にやって来た途端、周りの温度差でスッゴク面白いキャラになっているんですよね。
これは、主人公である"エイミー・アダムズ"演じる"ジゼル"にも言えることなんですけど
典型的な愛と夢を歌い上げる王子さまとお姫様なんですよね
そんな今まで自分達が築き上げてきた有る意味の完成形をこうやって
温度の差の中にぶち込む事で笑いに昇華させているのにはちょっと拍手ですよ。
正直、え?ここまでするの?
と驚かされるパロディがワンサカ出てきていて
パロディ映画好きには更に楽しめる内容でしたw


今回見えなかった字幕版を見る意味も含めてコレはDVD購入決定です!