12人の優しい日本人
- 出版社/メーカー: パイオニアLDC
- 発売日: 2000/10/25
- メディア: DVD
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名作"十二人の怒れる男"をモチーフに
「日本にも陪審員制度があったら?」という架空の設定で描かれる
三谷幸喜の代表作の一つでもある法廷ワンシチュエーションコメディプレイ。
映画化してることも知らなければ、DVD化しているなんて夢にも思っていなかったので
"竜馬とその妻と愛人"を借りようかと
三谷幸喜で探してて、これを見つけてどれだけ驚いたことか!
………うんで即レンタルしたわけです(笑
いやぁ〜、ねぇ、三谷さんといえば"HR"以来大好きな方なんですけども
どうも僕の嵌り具合には斑があるというか(苦笑
あ、因みに先にも挙げたように
こちらは三谷さん自身も"一橋壮太郎"の名前で出演していた
"東京サインシャインボーイズ"の舞台版ではなく
それを元にしつつ、各登場人物のセリフなどにもアレンジを加えた映画版。
あらすじとしては満場一致の"無罪"でまとまり掛けた話が
ある男の一言が切欠で一向に終わりの見えない泥沼の展開になっていくというもの。
今となってはこの陪審員制度が嘘ではなく
来年以降、僕もこの12人の一人になりかねない状況となっては
話の面白さに比例してこの意地のぶつけ合いには正直めんどくせぇ…と思わずには居られない(苦笑
確かに彼女が無罪なのか、有罪なのかについて
色々な証拠や証言を元に憶測が展開していく展開
特にラストの展開などはすっごく面白いんですけど
いざその場に自分が居合わせるのはちょっと...
実際その場に居合わせたとしたら"陪審員3号"さんと同じポジションなんだろうなぁ…。
さてさて、順序は逆になってしまいましたけど
この作品を更に楽しむ意味でもこの制度を感じるためにも
"十二人の怒れる男"を観てみようかと思いますよ。