劇場版 さらば仮面ライダー電王 ファイナル・カウントダウン


オススメ度:★★★★☆
ついにキター(・∀・)
と言っても、ネタばれが来たのも凄く直前だったので
直ぐ告知、直ぐ上映という今までにない
"駆け足"感の強いスケジュールだなと感じていたんですよ。
しかも、現行ライダーであるキバも佳境に差し掛かり始めた今
一年前の電王をこんなハイペースで3度目の映画化して
実際問題この田舎での反響はどうなんだ?ってのが素直な所でして


しかも、今回は久しぶりに一番大きなスクリーン。
ここでもし入りが悪かったりしたら目立つなぁ…と妙な心配を胸に30分前に劇場入りしたのですが…




なんだ、このグッズ販売の行列はっ!!゜゜(Д ;


正直9時からの回で列があそこまで延びるなんて滅多にないよッ
ヤバァイ、DVD付きパンフがーとヘタレな僕は泣きそうになったのですが
列に並ぶこと15分*1、無事確保ー!でもってこんなんも(笑



これはねぇ〜正直見つけた瞬間どれだけ噴出しそうになったことかwww
買おうかどうか迷っていたのですが
2つ前のお嬢様コンビが買っているのを観てツイツイ僕も注文
中身は極々平凡なノートなのですが、ノートとしての役目を果たすことはなさそうです(笑
そうそう、今回のDVDはminiメイキングでした
今まで既に視聴可能な記者会見やテレビ特報の収録といった正に"オマケ"だったので
この撮り下ろし満載のDVDには非常に大満足ですw
てか、今までが高すぎだよなぁ…(苦笑


さてさて、感想ですが。
一言で言ってGj!
正直、最初は良太郎の孫がやってきてNEW電王になり
江戸時代で幽鬼と激闘をとかいう話だろうと思っていたので
"俺、誕生"の二番煎じじゃとか思っていたんですよ(苦笑
でも、流石は電王スタッフ!
自信家な孫の"幸太郎"がモモ達との触れ合いの中で
弱くて運がないと馬鹿にしていた祖父良太郎の真の強さを知り
自身も強く成長していくという点や
バックボーンが全く語られることの無かった牙王と違い
断片的なモノの生前の"死郎"と"ソラ"の日々を映し
死郎のやろうとしている事の想いと意味をハッキリさせたことで牙王の時とは違う物悲しさがあるなど
個人的には凄くツボな展開が目白押しでw
最後には電王らしい大円談と正に電王の終着点に相応しい作品に仕上がっているんじゃないでしょうか?


でも、正直今回の映画で風呂敷を畳むどころか
ますます電王の世界を広げたように思えて
そのうち"帰ってきた電王"があるんじゃないかと思えて仕方ないの(笑
出演者のスケジュール的には厳しいだろうし、コミカライズ辺りで新作着たりしませんかねぇ?
あるていど覚悟はしていましたけど益々新車両への期待が高まってしまいました(笑


どうしよっかなぁ〜、クライマックスみたいな後悔をしないためにもストライクは注文しておこうか…。
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↓にネタばれ含んで言いたいことを。

野上幸太郎&テディ

正直、今回一番の期待と不安を一身に集めていたのがこの二人。
二人の個性もそうですけど、何よりも幸太郎を演じる"桜田通"の演技力
徐々に上手くなっているのを待つような尺はないし
重要なポジションで微妙な演技を見せられては冷めるし…と凄く不安だったんですけど
その心配は稀有に終わりほっとしていますw


予告でしゃべり方や表情を見たときは心配で仕方なかった部分も
全体で通せば最初の自信家な部分。
死郎にボロボロにやられてばつが悪い部分。
それでもおじいちゃんを救いだそうと一人隠れて特訓する部分。
モモタロスの話を聞き「カウント0からが本番なんだ」と決戦の場に駆けつける部分。
自分と歳の変わらない祖父と気恥ずかしそうにする部分。
らすと、未来の街で祖父に「ありがとう」と素直に礼を告げる部分と上手く変化していっていたと思います。
最初は、なんでこの子なんだろう?と思ったキャスティングではあったんですけど
観終わってみれば時々「あれ?」と思うアングルなど中々ツボをついた采配にさえ思えてきます(笑


テディとの相性も序盤の強気な時には
おとなしいデネブというか一歩下がった執事然としたテディの
周りへの配慮などスッゴクツボでしてねぇw
この、テディはオーナーからモモたちの話を聞いてそれを元に具現化した姿らしいんですけど
やっぱり、名前の"テディ"は劇中でキンちゃんが言ったように本当に熊だからなんでしょうか?


あっそうそう最初、未来の電王と聞いた時は
未来でも同じような事件が起こって同じく特異点である孫が電王として戦っていて
その中で良太郎の危機を知った幸太郎が
未来からオーナー達とNEWデンライナーで駆けつけるのかと思っていたんですけど
劇中でのオーナーのセリフやパンフやムックを読む限り
今回急遽パスを渡しテディともこのために契約させたのかな?


でも、モモたちが驚いていたNEWデンライナーについては
ナオミ共々極当たり前に使っていたので
言わなかっただけで実は未来の二人なんだと思っとこうw
だって、あの二人は何年経ってもあの姿のままっぽいじゃないですか(笑

助っ人

として、先に捜索拠点の長屋で待機していたジークですが
相変わらず最後の最後になるまで何にもしてませんでした(笑
大怪我をしたテディが帰ってきて皆が騒然としているときも一人寝てたし
モモたちが死郎の襲撃から村を必死で守っているときも出てこなかったし
そんな「我に生身での戦いなど相応しくない!」と言わんばかりなところが大好きですジーク(笑

有斗

考えてみれば桜井さんの記憶を消費していたカードはもう無くなったんだから
今変身できるとしたら自分の記憶を消費する"ゼロカード"だけなんですよねぇ〜
そう考えると躊躇いなく変身する有斗の姿はカッコいいじゃないかッ
「俺たちの守った時間に手出しさせるな」とデネブを送り出すなど
登場時間は短いですけど、全てのシーンが凄く印象に残った感じ。

イマジンズ。

体が赤かったり青かったりするのは外国人だかららしい(笑


全憑依状態での活躍が用意されていたクライマックス刑事と違い
今回は良太郎が奪われている状況なので俺、誕生と同じく生身での戦闘がメイン
それぞれ個性が溢れるアクションが満載で大好きなシーンなんですよねw


ただ、クライマックスで活躍していた印象が強いだけに
今回はどうもキンちゃんの印象が薄いなぁ…
初登場時の頃のように美味しい所はさらった印象なんですけどねぇ(笑

良太郎

ゴーストイマジンの束縛を破りモモが憑依したときのあの頼もしさ!
みましたか!奥様!!
あの良ちゃんが文句なしにかっこいいですよッ!!!


今作のためにテレビシリーズを1話から見返していたのですが
有斗が表情が優しくなっていったのに対して良太郎は徐々に凛々しくなっていきましたよね
その辺の成長があのシーンに一番現れていたんじゃないでしょうか?
正直このシーンの為にもDVDは買いたいところ。


でもやっぱり、馬に乗り損ねる位が一番好きかな(笑

オーナー

でも、何の為にDVDを買うかと言えば当然オーナーのためっ!


微妙に石丸さんの肉体をネタにしたことはありましたけども
まさか、人力でデンライナーを動かす日が来るなんてッ
自転車の車輪が映った時にはまさかと思ったけど
本当にこの人人力で電車動かしてるよッ!!
しかも、スッゴイいい笑顔だ!いい笑顔だオーナー!


そして、それを観たときの言葉をなくしたモモたちのリアクションもスッゴイ面白くて
ぶっちゃけると今回の映画で一番見て欲しいシーンです(笑

*1:ドリンクは1分で購入(笑