ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序 通常版 [DVD]

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序 通常版 [DVD]

オススメ度:★★★☆☆
田舎だった事もあって"Air/まごころを、君に"が公開されるチョット前に
地方局で再放送されていたこの作品を友人を薦めて見てちゃっかりはまり
親に頼んで映画館まで連れて行ってもらい
あのシーンでなんだか気まずくなり、最後に???を飛ばしまくったのが小学6年生の夏。
今ではいい思い出です。


そんなエヴァっ子だった僕ですからコレも
何だかんだ言いつつも劇場に足を運ぶ予定だったんですけど
セカンドインパクトで真っ先に沈んだ事への腹いせなのか
映画館側も僕と同じく「今更エヴァで食うなよw」と思ったのか*1
公開が遅れましてね、そうこうしてるうちに気が付けば公開終了でレンタルを待つ事になったわけなんですよ。


そしたら、もんのすごい人気で今日まで借りられなかった罠。
やっと、やっと、ホントにやっと借りられたッ!


で、早速観たわけなんですが一言で言えば本当に"序"でした。
ただのリメイクではないという事だったので一体どんな仕上がりなのかと気になっていたんですが
今作を見た限りでは、当時エヴァを知らなかった層を引き込むわけではなく
当時TVを観ている事を前提にしたような、まるでダイジェストを見ているような感覚。


いや、コレはカットされたシーン、変更されたシーン、追加されたシーンが
どうしても頭に浮かぶから思う事なのかもしれないんですけど
それにしても何も知らない人がコレをみて付いていけるのか?と心配になるんですけども…
ただ、当時を知る者としては流れに違和感を感じつつも
追加されたシーンを楽しんだり
今の技術で描かれる闇夜に浮かぶ初号機やCGを駆使した発進シークエンスに指令部モニターの演出。
今作のクライマックスであるラミエルのなんか凄い形状。
でもって何よりも、TVとは違い既に赤い海、順番が一つずれている使途、既にミサトが知るセントラルドグマ
というコレからの物語を期待させるものが色々散りばめられているのですが
ソレを踏まえて一番印象に残るのが先に挙げた"序章"の一言。


こんなにサブタイトルに嘘偽りがないとは思っていませんでした(笑
正直どうアレンジしたってテレビ、ビデオ、ゲームと何度も見て暗記しているようなシーンが続くので
本編は所々眠いさに負けそうなシーンもあったんですけど


そんなのを全部吹き飛ばしてくれた次回予告!


ぶっちゃけ次回予告が一番面白いってどうなんだろう?と思うんですけど
事実面白いんだから仕方ないじゃないですか!(笑


頭になんか生えてる弐号機、月から飛来する五号機と"破"のサブタイトルの如く
そしてナレーションでのミサトさんの言葉通り次からが本番のようですね!
今度こそ映画館に行かねばッ
何よりもアスカが登場するし!!!

*1:電キバも一ヶ月遅れたのでコレが濃厚