ニール・サイモンのスーパー・コメディアンと7人のギャグマンたち

オススメ度:★★★★☆

50年代半ばのニューヨーク。
テレビコメディの人気スター、マックス・プリンスは7人の作家と共に笑いを生み出していた。
しかし、番組の視聴率が降下するにつれテレビ局側が圧力をかけ始める。

アメリカじゃテレビ放送された作品のようなんですけど個人的にオススメ度をつけたかったのでこちらです(笑


今回演じるのは主役"マックス・プリンス"。
冒頭で番組の収録シーンが流れるのですが、そこがまさにネイサンの独壇場という感じでしてw悲しいけど、やっぱりこの人は舞台だとより一層輝くんだよなぁ。
物語としては7人の放送作家のやり取りが笑いの大部分を締めているので
ネイサンはチョクチョク登場しては細かい笑いを必ず作っていく感じ。
アレなんですね、睡眠薬と酒に依存してたりして今回は終始イライラしている役です。
その分、ラストで見せ始める憑き物の落ちたような表情がまたイイのさ(笑
ただ、あの演技も相まってラストは想像以上に切ないものでした。


正直、ビデオの状態が非常に心配だったんですが。*1
全く無駄な心配だったようでケースからテープに至るまで非常にきれいなモノでした。
いや、ネイサン・レイン主演ですよ?主役ですよ?皆もっとみましょうよ...('A`(笑


そういえば、物語中盤で入ってくる「ジュリアス・シーザー」のコントで見せたマーロンブランドの演じるシーザーのモノマネはカナリ笑えるそうで。
今度是非そちらも確認してみようと思います。

*1:最近、状態が悪いのばかりに当たっているので