RENT レント

オススメ度:★★★★★
二大ミュージカル映画としてプロデューサーズと同時リリースされたこちら。
その関係もあって前に感想を探すと「予告だけで泣けてきた!」という意見がいくつかあったのですが僕個人は予告で心動かされなかった事もあり「大袈裟なぁ」とその時は流したのですが、丁度取り寄せたシアターガイドでも特集が組まれていて読んでいくうちに興味が出たので借りてきました。




あれ?何で涙ぐむんだ、俺?


なんだろう、なんて圧倒的な力に満ち溢れた歌なんだ。
ごめんなさい、本当にごめんなさい、レント最高です!
正直、OPのゴスペル調の「SEASONS OF LOVE」の歌詞にやられ
その後すぐ始まる一転して街中を走り回るロック調の「RENT」で完全に呑まれました
今までミュージカルというと古典的なものしかイメージしていなかったので
解説でロックミュージカルと聴いてもピンとこず記事の"等身大の若者に強く支持され"って行から完全に軽いものと嘗めて掛かっていました。


NYどころか日本のしかも片田舎に住む僕には確かに最初その舞台設定に入れなかったんですが、気がつけば国境も時も超えた「若さ」。
その若さそのものに強く共感し、後半は本当に涙を浮かべて魅入っていました。
あぁ、なんて力強い歌なんだろう。
一回見終わってから、またOPの「SEASONS OF LOVE」を聴いたんですが………
やばい、最初は「いい歌だぁ」程度だったのが泣ける歌に変わってます、歌詞に合せて頭の中に映画の1シーンが浮かぶんだよぉっ!!(ノД`)゜。
本当に鳥肌モノの素晴らしい作品でした!

そうそう

忘れちゃいけないことが一つエンディングロールのラストクレジット。
絶対に何があってもコレだけは見逃さないでください。
本当にコレが最初で最後の遺作になってしまったのが悔やまれます。