逃げ出さない、逃げ出したくない。

戯言

もし女に生まれていれば、もっと素直に人に甘えられたのだろうか？
なんて物思いに耽ってみたら、男だからという気負いが全く無いことに気が付いた。


いつからこんな性格なんだろうか、いや"いつから"という表現は適当ではないだろう。
先天的、後天的で言うならば、物心付いた時からこのタイプだったように思う
その時は今以上に世界を知らなかったから気が付かなかっただけで
思い返せば、それらしい因子は数え切れないほどだ。


明日休む？と聞かれ条件反射で適当な理由を付け断ってしまう。
正直な話、今の精神状態は非常に不安定で体調も思わしく無い
ここは一日ユックリ休むべきなのかもしれないが
ソレをしてしまうと自分は歩みを止め後ろに後退する気がして不安だ。
この性格で居る以上、このような経験をする事にはある程度の覚悟のようなモノはあったが、いざ直面してみると中々に切り替えが出来ない。。。
ここで逃げ出すのは簡単だ。
だけど、今から逃げても自分がこんな感情になっている事実はなくならない。
今後もきっと数え切れない程の同じ経験をすることになると思う
その度に逃げるなんて事は出来ないし、したくも無い。
なら今この現状をなんとしても自分の力で打破して一回り大きくなりたい。
正直ある種の賭けだ、でも、今の僕ならきっと大きくなれる、そんな気がする。
まるで、地獄に垂らされた蜘蛛の糸のような、その僅かな希望に今は賭けてみたい。