最近の仮面ライダーは、話しが難しいから大人向け?

クウガ以降の平成ライダー作品は大人の視聴にも耐える作品と言われていますが
大人も楽しめると言う事を言うと大抵返ってくるのは「最近のは難しいからね」の一言
僕としては、どうしてもこれに関して(一部の作品を除き)疑問を感じ得ないんですよね。


これは、クウガの謎謎謎の敵側の設定が大きかったのかもしれないんですが
クウガがあそこまで様々な層を巻き込んだのはそんな表面的な謎じゃなく
内面に流れている、細かな人間描写の丁寧さだと思うんですよ。
ヒーロー番組特有のトンデモ展開はあれど、本当に質の良い人間ドラマが作られていたからそこ大人も夢中になれた。
エヴァ以降アニメや特撮で大人向けと言えば=難しいと言う一言で括られそうですが。
本当に大人向けというのは、そんな上辺のダケのモノじゃなく内面に流れるドラマがあってこそだと思っています。


ただ、どうしても仮面ライダー(他アニメや特撮含む)=子ども向けというイメージが
こびりついている人が多いのも事実で、色眼鏡で見られてしまいがち…
これは本当に勿体ないと思う訳なんですよ。
折角ハリウッド作品にも負けない、素晴らしい原石がこんなに転がっていると言うのに…
折角、限りある人生なんですから色んな良い作品に触れていきたいと思いませんか?