ハリーポッターと不死鳥の騎士団

前にオペラ座の怪人を観に行ったときに借りたので
およそ一ヶ月かかって読み終わりました
相変わらず読み終わった後に、
ふぅ〜という充実感と次への期待の混じったため息が漏れるのは流石としか
それにしても、今回はシリウスという重要人物が姿を消しましたね
誰かが死ぬこと自体は、
発売直前の作者のインタビューで語られていたので知ってはいたので
ウィズリーおじさんが倒れたときはこの事かー!
と思って一瞬読むのを投げたんですが、おじさんは相変わらずおじさんで(笑
結局最後の最後でシリウスが唐突に死んでしまいました。

前作でセドリックが死んだ時もそうだったんですが
J.K.ローリングさんは、死の書き方が凄いと思います
劇的に演出する事もなく、あくまで自然の中に死を描いている
呆気なすぎて少しの間
こちら側は、情報の整理が追いつかなくなり物語に置いていかれる
だけど完全に置いていかれる訳ではなく
視点のハリーでさえ流れに置いていかれているので
さらに物語りに取り込まれる感覚を覚えてしまいます。

ただセドリックも死後登場したように
シリウスも妙なアーチに消えた辺りに再登場の布石を感じて仕方ありません
あぁ、それにしてももう少し早くハリーが
あの小包のことを思い出していれば!

次の混血の王子でも誰かが消えるらしいのですが
今回もう一人の子だった事やなんかで
唐突に表舞台にたったネビルが怪しいのがファンとしては嫌ですねぇ(´д`;