劇場版 超・仮面ライダー電王&ディケイド NEOジェネレーションズ 鬼ヶ島の戦艦


オススメ度:★★★★☆
あ、改めてタイトルを書き出してみたら超なげぇ!
しかも、超・電王じゃなくて"超・仮面ライダー電王"だったんですね
"さら電"以降、仮面ライダーの文字が小さくなっているので、正式な超の位置を今の今まで気が付きませんでした(笑


でも、製作委員会は"超・電王"名義w


さてさてそんな訳で初日の初回こそ行けませんでしたが*1
2日目の初回に突撃してきました!
バレも含んだ言いたい放題の感想は↓に書くとして
まずは、ネタバレに触れない範囲での感想を。


最初、製作発表の時には「ちょw東映ワルノリwww」と思い
公開が始まってからも電キバの時のようにお祭り感覚だったのですが
見終わってみれば
コレは超・電王というよりも"超、電王らしい映画"という印象!


同じ路線にあるディケイドの電王編でのモモがイライラクライマックスな事もあって
このいつものモモ状態が鬼と勘違いされ落ち込むという
電王らしいコメディタッチ全開のテンポとも相まって凄く懐かしく
また電王ファンには堪らない!
とにかく全編全部が「コレが電王だ!」と言わんばかりの
まるでジェットコースターのようなエンターテイメント感溢れる作品で
確かに"超・電王"や"New電王・ベガフォーム"など
勢いの中で駆け足に終わってしまい残念に感じる部分もありましたが
それ以上に思い出すだけで笑えるシーンや面白いシーン
なにより電王らしく感動できるシーンもしっかりと抑えられた
まさに"超、電王らしい映画"だと今まで電王を見てきた方には自信をもってオススメできる一本です。




で、ネタバレサイドの感想。

小太郎

今回から"佐藤健"に替わって"俺、誕生"で
子どもの良太郎こと"小太郎"を演じた"溝口琢矢"がキャスティングされた訳ですが
元々オリジナルの過去良太郎であることもあって特に違和感も無く
それに、キャストが突然子どもになるのはハナさんで経験済みということもあってか
作中でも時間の影響でまた小さくなったんだ、というサラッとした説明と脇よりな扱い(笑


まぁ、今回はユウとデネブが主役なので
バランスとしてはこのくらいが丁度いいのかもしれませんね。
でも正直なところ、事前情報がない人間は完全に置いてけぼり確定ですよ、アレ。

超・電王

本当にクルクル回る高岩さんお疲れ様ですw
予告で登場した超ボイスターズキックがめちゃくちゃ派手な演出だったので
もっとこうケレンミのある登場かと思っていたのですが
まさか、ウイングフォーム中にてんこ盛りになったから王子が紛れ込んじゃなったなんてw
ベガフォームもモモがディケイドに憑依した事から始まる
こんなのも出来るんですよ憑依祭りの一環でしたし
クチヒコへのフィニッシュはソードの"俺の超必殺技"に譲って
N電王・Vとの連携でミミヒコを倒すに止まったのも電王らしさって感じですよね。

テディ

既に色の濃い連中がいるうえに
執事的なポジションからどうしても影が薄くなる彼ですけど
今回は影が薄いながらに、縁の下の力持ちというか
見事に彼の居場所をしっかりと見つけているという印象。


高速紙芝居という大変なのに地味な担当になったり
勢いと乗りだけで幸太郎の体を奪われて思わず詰め寄ったりと
素敵に僕のツボを刺激してくれたのですが
中でも、デンライナーに飛び乗れたユウにボソッと「GJ」っていうシーンが一番のお気に入りですw


でも次こそ彼も憑依させてあげてください
専用フォームとは言いません、でも、せめて彼にも憑依態を、でないと不憫です(笑

ユウとデネブ

やはりなんと言ってもこの二人!
この物語自体ユウとデネブの契約が重要なキーになる主役ポジションなのですが
なんと言っても、全てはラストシーンに集約されます。


アレは感動するって!


オーナーの「そういえば、彼の本名は…」というセリフまで
全く思いもしなかったのですが
考えてみれば一度もユウの時間は表示されていませんでした
これはもしかして…なんて思い始めたら
バカにしていた子どもたちを見返しての
「桜井侑斗だ!」
宣言。


鳥肌立ちますって!!!
そしてその流れでの侑斗とデネブの再会。
泣くぜ?
この二人が大好きなファンは泣いちゃうぜ?


このときEDクレジットと同時進行なので
バックに"超Climax Jump"が流れているわけですが
これを見た後には歌詞の一つ一つまで神曲に聞える不思議!
それだけに侑斗とデネブが参加していないのが残念ですが
逆に、このために参加していなかったのかな?


でも、このシーンの為だけにDVD買えます。

*1:ギリギリまで連休を4連休にしようかと真剣に迷っていました