団塊ボーイズ

WILD HOGS/団塊ボーイズ [DVD]

WILD HOGS/団塊ボーイズ [DVD]

オススメ度:★★★☆☆
ふと気が付けば、思い出話のネタが増え
忙しさも少し落ち着き、自分の立場を考えれば考えるほど
この<○○>で(××)な現実から『□□』してやろうかと考えていた僕の目に飛び込んできたのが。
人生は一度きり。泣いて、笑って、
ジタバタしようぜ。


カッコよく、悪あがきしてる?

というコピー。
このフレーズにジンジン来た僕は迷わず借りてきたわけですが…


やっべ、予想以上にバイクに乗って走り出したくなるじゃないか(´д`*


ハーレーに代表されるようなアメリカンバイクは好きじゃないのですが
こんな風に並んで走るシーンを見たりすると無性に乗りたくなるのでこの映画はある意味毒でした(笑
ただ、この作品のメインは"トルク"のようなバイカームービーではなく
閑静な住宅街で過ごすハーレー好きな4人の中年男達が
それぞれに訪れてしまった中年の危機を振り払いあの頃のような自由を手に入れるために
地図を持たず気の向くままにカリフォルニアビーチを目指す1週間のツーリング旅行を
"ジョン・トラヴォルタ"、"ティム・アレン"、"マーティン・ローレンス"、"ウィリアム・H・メイシー"
という個性派4人組の共演で贈る痛快ロードコメディですので
バイクに興味が無い方でもこの手の燻っているさえない親父たちが再び立ち上がる!
そんな"ミッド・ライフ・クライシス"作品が好きであればきっと楽しめるかと思いますよ。


ただ一個どうしても気になる所といえば前半と後半のテンションの違いかなぁ…
個人的には物語的な存在魏を全く感じないものの
居るだけで可笑しな空気で画面を占拠してくれる警官が登場していた前半の空気が
いい感じに下らなくて中身の無い感じが凄く好きでした(笑
それだけに特典映像に入っているアナザーエンディングが正式に採用されなかったのが残念でねぇ〜
ま、彼を生かすには振るだけ振って振り逃げした
"ウィリアム・H・メイシー"演じる"ダドリー"のゲイネタが実らないと
上手く生きないキャラですから仕方ないっちゃ仕方ないのでしょうが。


そうそう、全然関係ないのですが
ダドリーが身に着けている真ん中でパカっと左右に割れる眼鏡はどこの品?
正直メッチャクッチャ欲しいんですけど(笑