キューティ・ブロンド2

オススメ度:★★★★☆
"ヴィクター・ガーバー"を追いかけていた頃に
出演作だった1を観たのは丁度一年ほど前でしたっけ
予想より面白かったので今度続編も観なきゃなと思ってたのに
気が付きゃ忘れれてた罠(笑


そんな続編をなんで今になって借りたかといえば
丁度先週、友達と映画の話になった時に
この映画が好きと言っていたからなんですけどね
同時に"クレーマー・クレーマー"や"ベン・ハー"等
天邪鬼な僕がツイツイ避けがちな名作もオススメしてもらったのに
借りてきたのは間違いなく異質だろうこの作品でした...
正直オススメしてもらって眼もくれないって...
いつか役者目当てじゃなく95年以前の名作にも手を出せる大人になりたいものです。


さてさて、今作は全開"ブロンド=おばか"という偏見を打ち砕き
見事弁護士となったエルがエメットとの結婚式に招くため
愛犬ブルーザーの生き別れた母犬を探しだすが
ようやく見つけた母犬はとある化粧品会社の動物実験施設で実験台にされていた
怒り心頭のエルは彼女たち実験動物を救うため
ブルーザー法案を成立させようと単身ワシントンD.C.に乗り込むという物。


前回が恋を切欠に話しが動いたのに対し
今回はブルーザーへの愛が彼女を突き動かし
ハーバードを変えたように政界に風穴を開けるという正に続編に相応しい内容!
正直な話今回もあんまり期待してなかったんですよね
なんだか、この手の作品の続編ってキャラだけで乗り切って中身が付いてこないものが多いような気がして…
でも、このシリーズはそもそもエルの規定概念に囚われない
彼女独自の視点から繰り出される突拍子も無い行動が観ていて面白く更に元気付けられるわけで
しかも、内容も前回と同じく確りしたテーマもあり
そのテーマの突飛さもエルの笑顔で「どうでもいいやw」と思わせてくれるパワーに満ちた一本でした
もう正直エルの前にはどうでもいいやw