ホリデイ

ホリデイ [DVD]

ホリデイ [DVD]

オススメ度:★★★★★
劇場予告を観た時から凄く気になっていたのですが
流石に男一人で行くのは寂しすぎるという事で映画は諦め
DVDを待っていたのですが
先に観た人にクリスマスに見たほうがいいと言われた事もあって
今まで見るのを先延ばしにしていたのですが………



この時期に見て大正解でした!
"クリスマス"という季節設定の影響なのか
"ラブ・アクチュアリー"と同じでこの時期に見ると
より一層作品の魅力が輝く作品ですね。


今更言うまでもないような気がしますが、この作品は
"キャメロン・ディアス"演じる
LAで映画予告編製作スタジオを経営する"アマンダ"と
"ケイト・ウインスレット"演じる
ロンドンの新聞社に勤める"アイリス"は
共に恋愛に傷ついていた所に
インターネットの"ホーム・エクスチェンジ"サイトで知り合い
お互いに2週間家を入れ替えクリスマス休暇を過ごす事に。


そんな感じの話で
それぞれ"ジュード・ロウ"演じるアイリスの兄"グラハム"
"ジャック・ブラック"演じるアマンダの友人"マイルス"と出逢い恋に落ちる



という二つのラブストーリーが交互に展開するのかと思っていたら
キャメロン×ジュードが正統派ラブストーリーを
ケイト×ジャックが変則ラブコメディをという構成でしたね(笑


その影響かキャストを見たときから心配していた通り
序盤はキャメロン×ジュードの正統派コンビが全部を掻っ攫っていく印象。
でも、正統派の中に自分の行動が映画予告として流れる
アマンダの職業病描写など
結構コミカルなシーンが入っているところが大好きですw


一転アイリスの方はといえば
マイルスは最初に登場しただけで以降影も形もなく
"イーライ・ウォラック"演じる元有名映画脚本家で現在隠居生活中の"アーサー"と友情を育むという予想外の展開(笑
なんでしょうねぇ〜後半でやっとマイルスと絡み始めるんですが
そこまでが本当に"イン・ハー・シューズ"等の
老人との触れ合いの中、新たな自分を見つける女性というストーリー。




ケイトは魅力を十分に魅力を発揮していたように思うんですが
予想以上にジャックの印象が薄いという印象…
これなら昔、彼が苦手だった僕でも十分楽しめたんじゃないだろうか(笑




とまぁ、そんな感じの二つの全く異なるストーリーが
それぞれほぼ完全に独立して展開してくのですが
編集が上手いのか、特にぶつ切り感は無く
この作品が醸し出す独特の暖かな空気に終始引き込まれ
最後には、自身から解き放たれ生まれ変わった2人と
自然と一緒に笑顔になれる最高の作品でした!


観終わった後に思わず笑顔になる映画って素敵ですよねw