電王 第10話「ハナに嵐の特異点」

「俺の強さに、お前が泣いたっ」

装着変身 仮面ライダー電王 アックスフォーム

装着変身 仮面ライダー電王 アックスフォーム

と言うわけで"キンタロス"も良太郎に入る事で"アックスフォーム"登場ですね。
てっきり今度の電仮面は"金の字"かと思いきや"斧"ですかー、キンタロス消滅の経緯といい良い意味で予想を裏切られた一話。
裏切られたと言えばサブタイトルの意味にも裏切られましたね。
まさか、本当にハナも"特異点"という意味だったなんて
………てか、正直ハナさんが変身した方が早くないですか?(笑


それにしても、このキンちゃんは良いキャラですよね〜
モモは嫌いじゃないけどドンドン僕の中で影が薄くなっていきます(笑)そういえば、白倉Pのライダーで設定上の必殺技名を口にしたライダーって初めてですよね。

何となく思いつきで

今のところ分かっている電王の設定を纏めてみよう。

特異点

"良太郎"及び"ハナ"が現状この特異点と判明。
詳しい事は不明だがオーナー曰く"いずれの時間にも干渉せず、干渉を受けない人物"であるらしく、一つの時間軸の中に一人ないし極僅かに存在する特異体質のようなものか?
この特異点が"DEN-Oベルト"を装着する事で"電王"に変身する事が出来る。
…が、同じ特異点であり圧倒的に戦闘センスのあるハナが変身せず、良太郎を探していたところから察するに特異点と一言に言ってもいくつかの種類が存在し、"電王になれる特異点"が良太郎、"時間の干渉を受けない特異点"がハナなのだろうか?


また、特異点に取り憑くと言う事は"イマジン"側にとっては大きなデメリットであるらしく、そうと知らずに良太郎に取り憑いた"モモタロス"はイマジンの間で「特異点に飲み込まれた大ばか者」として笑いの種になっている模様、最も"ウラタロス"の様に"特異点が持つ何らかの大きなメリット"を求めあえて取り憑いた例も。

電王

特異点と呼ばれる人物が"DEN-Oベルト"を装着し
"ライダーパス"を"セタッチ"することで変身する事が出来る姿。
通常は"プラットフォーム"と呼ばれる状態に変身するが
ベルトのスイッチを押す事で憑依したイマジンの力を宿す姿に変身し
その際にはイマジンの能力を具現化した"電仮面"が出現する。


いかなる経緯で開発されたものかは一切不明だが元々複数のイマジンが憑依する事を前提に開発された所から察するに特異点とは複数のイマジンを同時に憑依させる能力を持つのかもしれない。

デンライナー

時の砂漠を走る謎の列車、自身で特殊なレールを発生させ全ての条件下で走行可能。
"ライダーパス(orチケット)"を持つものが"5:55:55"等時刻がぞろ目になる時間に"パスを翳し扉に類するものを通過"する事でデンライナーの停車する時間の砂漠に入る事ができ、また電王がイマジンの飛んだ時刻が入力されたパスを使う事で先頭車両及び1〜3号車を自由に呼び出す事が可能。
開発の経緯、その存在目的は不明だがオーナーの言動や時折、家族連れと思わしき乗客の姿が確認できる辺りその立場は"中立"に近いと思われ、もしかしたら遙か未来の旅行会社か何かかも知れない。


先頭車両"ゴウカ"1〜3号車には戦闘能力が備わっておりイメージが暴走した巨大イマジン戦で使用される、更に特別車両として"イスルギ"、"レッコウ"、"イカヅチ"が存在しロッドフォームなどの戦闘時に出現しゴウカと連結する。

イマジン

未来から過去を書き換えるために飛来した精神体。
詳しい事は不明だが取り憑いた人間の願いを一つ叶えると言う契約を交わし、その代価として契約完了後、契約者の強く願った過去へと飛び時間の流れを書き換える事を目的としている。
もっとも"願いを叶える"というのは方便でしかないらしく、その目的はあくまでも契約者に"過去を強くイメージ"させる事にある模様。
しかし、ある程度のコミュニティーは存在しているようだが、それぞれに持っている情報量には大きな差があるらしくこの"契約"についても素直にその願いを叶えようとするタイプ(バットイマジン等)とその仕組みを理解した上で契約者に思い出させる事を最優先で動くタイプ(クロウイマジン等)の二種類に分かれる。


時の砂漠を通過する事で現代に飛来しているわけだが
その能力は元々存在するものではなく一時的なものであるらしい
飛来時は時の砂が集まって取り付いた人間のイメージを形作っただけの非常に非力な存在だが、契約を交わす事で実体化し高い戦闘能力を有するようになる他、契約とは関係なく人間に憑依し自由に動く事は可能らしい。
その際、憑依された人間の"髪や瞳の色等"にそのイマジンの特徴が現れる。
通常この状態では人間の意識は完全に乗っ取られるらしいのだが、"特異点"だけは自分の意思でその動きを抑制する事が可能。

時の流れ。

イマジンが書き換えようとするモノ。
ある程度の影響は残しつつも、僅かな流れの変化は飲み込んでしまう為イマジンが過去に飛ぼうとも倒せは現在に影響が現れる事は少ない。


…が、深刻なダメージを受けた場合にはその時間軸そのものが消滅してしまい
その消滅した時間軸は時の砂漠の"トンネル"として名残を残す。
以前にハナの住んでいた時間軸はイマジンにより消滅に追い込まれている
時間軸消滅の際に特異点であるハナを残し他のモノは全て消滅したと思われる。


この事から並行する時間軸はいくつも存在すると考えられ
先に"特異点"の項目でも触れたようにハナが電王として戦わないのは
別の時間軸の人間が別の時間軸で何かをしても、それは全くその時間に影響を与えない為ではないかと考えられる。
最もこの考えではイマジンが"過去を変えられない"と言う事になるのだが、その辺りの鍵をイマジンそして電王が飛ぶ過去に現れる"謎の男"が握っているのかもしれない。