カブト考察。

前回の天道の「あの爺さん、まさか!」という台詞。
コレについてグダグダ述べてみようかと。
素直に考えるなら"お祖母ちゃん関係"*1なのですが、ここは敢えて別視点。


そもそも、じいやがサルで調理できたのは神代の「この味、じいやの味付けに似てる」と言う言葉に天道が興味を示したからと思われ、後にじいやが新しく作った料理を食べて「やっぱりじいやの料理が一番だ」と褒めるシーンがありますが、それはあくまで調理場を借りられたから。
けして自分より料理が上手いと言われたからではなく、天道は自分の味付けに"似ている"という言葉に興味を示したから貸したという事になる。
そう、味付けに似ているそこが重要。
先にも述べたように、天道の味付けがお祖母ちゃんのモノを盗んで覚えたモノとするならば確かに"おばあちゃん関係"とするのが自然な流れなのだが
ここでその感想を述べたのが"神代剣"であると言うことに注目してみよう。
20話の放送で分かっているように、彼は神代剣本人では無く、神代剣とその姉を殺し神代剣に擬態した"スコルピオワーム"である。
本来擬態するときオリジナルの人格や記憶をコピーすると言うことは4話で明らかになっているが。
あくまでワームの意志が優先される、しかし、神代の場合ワームの自我は抑え込まれ、通常神代の意識が表に出ている。
それは何故か?コピーするときに姉を殺されたという強い恨みと神代の我の強さが影響しワームの自我を抑え込んだとも考えられるが
もしも、じいやが神代がオリジナルではなく擬態だと知っていたら?
そして、隕石落下の話しになると顔を曇らせる天道。
もし、神代の正体を知っていて、もしもZECTにワームと感づかれた場合の対策として神代にサソードとしてワーム退治をさせているとしたら?
そして、人殺しをしないワームは悪くないとも思える発言をしていた天道。
仲間を倒し人間の味方でいると証明したいじいや。
人殺しをしないワームは無害だと考えている天道。


この二人の料理は似た味付けがされている………そう
天道の料理は"ワームの本能を抑えつける味付け"がされていたんだよっ
そして、天道が知りたかったのは更に抑え込める味付け。
そう、天道が本当に知りたかったモノ…それは
樹花のワームとしての本能を抑え込む味付けだったんだよっ!!
何だってー?!ΩΩΩ


よし、満足(笑

*1:天道の料理はお祖母ちゃんの影響が大きいと思われるため