バタフライ・エフェクト

オススメ度:★★★★★
−君を救うため、何度も過去に戻り、何度でも過去を書き換える。
そして、辿り着いた最後の手段、それは神にも許されない行為。−

エターナル・サンシャインに入っていた予告が面白そうだったので借りちゃいました。
ジャケットデザインのせいで今まで、怖い映画だと思ってスルーしていたんですが。
スルーしていたことを後悔、かなりイイです!


前半は主人公が記憶を失うシーンがぶつ切りで展開するだけで
「あれ?予告と違う?」てな感じだったんですけど
日記を見ることでその時に戻れる事に気付いたときからは加速的に面白くなります。
ラストは、「GW切ないハッピーエンドはじまる」の呷り通り切ないです
確かに過去を書き換える中で
みんなが幸せになるにはこの方法しかないと気が付くんですがあまりに切ないです...。
一応、特典映像で他のパターンのエンディングが2つ見えて
両方とも2人が幸せになれるような空気を漂わせて居るんですが
同時に付いていた監督コメンテータリーを聴くと
確かにハッピーエンドに持って行くとこの作品の持つ良さが殆ど失われる気がします。
悲しく切ない、けれど、それが一番幸せってのがこの作品の魅力だと思うんですよね。


そういえば、主演のアシュトン・カッチャーに何故か見覚えがあったんですが
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に出てたのね、全く違うテンションの芝居だったので一瞬分かりませんでした。